摂取量計算(一般的な栄養計算)のためには次の項目で計算してください。

・たんぱく質⇒「アミノ酸組成によるたんぱく質」
・脂質⇒「脂肪酸のトリアシルグリセロール当量」
・炭水化物⇒目的によります。食事摂取基準に対応する項目という場合には
「利用可能炭水化物(質量計)+食物繊維+糖アルコール」の計になります。
女子栄養大学出版部のレシピ本の栄養計算では、現在はいわゆる糖質摂取量のニーズが高いこともあり、
「摂取量計算のための利用可能炭水化物」を用いてお示しすることが多くなっています。

なお、下記項目内容については栄養Proのオリジナル項目(栄養素)となっており、以下のとおりです。
その他、糖類も栄養Proのオリジナル項目となっております。

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アミノ酸組成によるたんぱく質
……「-(未測定)」の食品は、「たんぱく質(七訂の方法)」を代用。

脂肪酸のトリアシルグリセロール当量
……「-(未測定)」の食品は、「脂質(七訂の方法)」を代用。

摂取量計算のための利用可能炭水化物
……エネルギー計算に「利用可能炭水化物(単糖当量)」を用いている食品は「利用可能炭水化物(質量計)」の値、
「差引き法による利用可能炭水化物」を用いている食品は
「差引き法による利用可能炭水化物」の値となっています。

糖類
……炭水化物成分表の単糖類と二糖類の合計値。

※(七訂の方法)とは、成分表2015年版[七訂]の数値という意味ではなく、
「七訂でのエネルギー計算方法に使用されている項目」という意味になります
(スペースに限りがある関係上、「七訂の方法」という短縮した表現を用いております)。
七訂までと同様の方法による2020年版[八訂]の成分値ですので、七訂の数値と誤解されないようご注意ください。

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