10-3.便利な使い方③

10-3.便利な使い方③

「各地方の水道水(食品番号19301~19314)の活用」


料理に使用する水(炊飯時の水、汁物など口に入る水)を、お住まいの地域の水道水を選んで計算することで、より正確にミネラルの数値を出できます。

 

「食品成分表」の分析では、水道水ではなく、イオン交換水(ミネラルを含まない水)が使われています。それは、地域により水の中の無機質が違うからです。

そのため、資料として、地方区分別および原水区分別の水道水中の無機質のデータが、文部科学省より公表されています。栄養Proクラウドには、そのデータも収載していますので、ごはんや粥(かゆ)、汁物などの栄養計算を行なうときに、水道水のデータも選んで活用するとより正確なミネラルの値が算出できます(ちなみにカルシウム量が増加します)。

尚、献立編集画面上では、お使いの地方の水道水を選んでも整数しか表示されませんが、公表の数値はより小さい値(例:カルシウム・マグネシウムは小数第2位など)です。計算は、表示される数値ではなく、この小さい数のほうで行なわれています。栄養計算結果をダウンロードして、CSV形式で保存いただくと、整数のみでなく細かな数値がご覧いただけます。